大学進学の目的は大学卒業ですが、中途退学する人もいます。
中途退学した場合、以下の損失があると考えられます。
1、大学の学費
2、高卒で就職していたら得られた賃金
ここまでは数値化出来ます。1年生で退学なら、合計300万円ぐらいかも
知れません。
さて、どんな学生が、中途退学しやすいのか、考えてみましょう。
何でもそうですが、準備不足で、思わぬ不利益をこうむることが
あります。
小学校は初等教育機関、中学は前期中等教育機関、高校は後期中等教育機関、
そして、大学は高等教育機関で、相応の覚悟が必要な学びの場です。
現在は入試形態により、進学先決定から入学までの期間が随分違います。
AOや指定校推薦の場合とセンター利用や独自入試では、数か月も差が
あります。
本来は、進学先が決まれば、入学後に備えて、勉学に励むべきですが、
そうでない高校生が多いのが現実です。
最近、「入学前教育」をオンラインで実施する大学が増えているのは
卒業率を上げるためと思われます。
大学進学が決まってから
塾に通うという選択肢もあるのです。
