これは実際にあったことを
少し脚色しています。
Bの中学時代の内申はオール4で、A大学付属高校に推薦で進学。
Cは中学3年の7月に部活を引退したあと、夏休みも何となく過ごし、2学期の中間考査の得点を見た担任から「臨時三者面談」を行うと言われ、保護者の前で「内申はオール2ぐらいだろうから、私立推薦は無理と考え、猛勉強するしかありません。」と告げられ、青くなりました。「明日から」が口癖のCは、担任から、「今すぐ帰宅し、制服のまま、勉強するように」と言われ、それから毎日、まっすぐ帰り、夕飯まで2時間ぐらい勉強するようになりました。かつては部活をしていた時間帯です。そして、D高校一般入試を受け、合格。ちなみにA大学付属高校とD高校の偏差値の差は15ぐらいです。
そして、3年後、BとCはA大学入学式で再会。D高校からA大学に進学するのは毎年5人から10人ぐらいなので、それほど珍しいことではありません。
